ビッグコミックスピリッツに連載されている(以前は週間ヤングサンデーに連載されていた)イキガミがやっとストーリーに進展があった。
☆新一の某ショートショートのパクリ説もささやかれているが、以前からこの漫画家(間瀬元朗)自体好きなので、応援したいと思っていたのだ。
前作のHE∀DS(原作:東野圭吾)も、あの絵柄が醸し出す、暗い感じの独特なスリルを評価していた。
ただ‥
ストーリーはいいのだが、そのストーリーが進行する「世界」が意味不明で納得がいかない。
中○や○鮮ならわかるのだが、日本風のその民主主義っぽい国において、問答無用で人が「国によって」殺される。
そしてあたかも「その法律に異論を唱える風潮が無い?」ような感じでストーリーが進む。
極めつけが映画化のサブタイトルや、マンガの表紙についてるぴらぴらにある文句
「死んだつもりで生きてみろ!」
正直
はぁ??(=д=)
と思った。
「死んだツモリで生きてみろ!」
じゃなくて、個人的には
「殺される者の身になってみろ!!」だ。
なぜかというと、死ぬかもしれないんだから、死んだツモリで生きないと!っていう思想は、まんま
国家栄維持法を肯定する内容であり、国家繁栄維持法に異論を唱えていくであろう主人公の立場を考えていないキャッチフレーズだからだ。
‥まぁそれはさておき、最近の動向は評価できる。
ここ数週間連載されていたシリーズの内容は、逝き紙をもらった青年が、逝き紙配達員の主人公を人質に取り、国家繁栄維持法のおろかさをテレビを通して全国放送させろ!と篭城する、というストーリー。
その青年の父親(うだつの上がらないテレビ局員)が、その事件を隠そうとする国に反してその模様を放送する、という緊迫した内容だった。
そして人質になった主人公を助けたのは‥‥
国家繁栄維持法に異論を唱えて、主人公が国に通報した女性だった!!
いいねぇ、イキガミやっとハジマタ(゚∀゚)!